消化器内科
消化器内科
平成18年10月から「鼻からみる胃カメラ」の「富士フイルム社製」を採用し、画像もとてもよいです。
再検査の方は来院されなくても、電話での予約もできますが、初めての方は検査説明もあるため、来院されての予約をお願いしています。
希望があれば、ご家族も一緒に見ることもできますので、お申し付けください。
「鼻からみる胃カメラ」を導入後、定期的に再検査を受けられる方が増えています。例年5月~11月に検査を受ける方が多いため、混雑が予想され予約が2~3週間先になることがございます。
日程の都合がつく方は、できるだけお早目に予約をお勧めしています。
4月・8月・9月は、農繁期のため比較的予約が取りやすくなっています。
①検査は一般的に5分程です。 ※前処置(鼻の痛み止め)に15分程かかります。
②1件目 9:00~ 2件目 9:30~ 3件目 10:00~
※予約時間に遅れると次の方をお待たせしてしまうため、順番は最後となります。
③2・3件目の方は、前の方の検査次第で遅れることがあります。
上部内視鏡の再検査は患者様の敷居が高くなる傾向があり、胃がんの早期発見のため、検査後2年以上経過された方には再検査はがきを郵送しています。
下部内視鏡(大腸鏡)を希望されている方は、患者様の年齢や生活背景に応じた医療機関をお勧めしています。
など
胃酸を含む胃の内容物が、食道に逆流することで、食道の粘膜に炎症が起きた状態です。加齢や食生活の欧米化、喫煙・飲酒などの生活習慣、肥満が要因となり、近年増加しています。主な症状は、胸やけ、胸の痛み、長く続く咳、のどの違和感などです。
ピロリ菌は、胃の粘膜に生息する菌で、主に胃や十二指腸の病気の原因となります。幼少期に感染し、一度感染すると、除菌しない限り胃の中に棲みつづけます。
ピロリ菌は、慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃がんなどを引き起こします。
食道がんは、初期には自覚症状がないことが多く、進行すると食道がしみるような感覚、食事がつかえるような感覚、胸の痛みや体重減少などの症状が出現します。
進行が非常に速い厄介ながんですが、初期の段階で発見することができれば、内視鏡治療で治癒が望めます。よくお酒を飲む人や喫煙習慣のある人は、専門医による定期的な内視鏡検査をおすすめします。
胃がんは、日本人に最も多いがんの一つです。
早期の胃がんは、内視鏡治療のみで完治するため、早期発見が大変重要です。早期胃がんの内視鏡診断に精通した専門医による定期的な内視鏡検査をおすすめします。
近年、日本人の大腸がん罹患率(かかる人の割合)は増加の一途をたどっています。平均寿命の高齢化に加え、食生活や生活習慣の欧米化が原因と考えられています。大腸がんは治療効果が高く、早期であればほぼ100%完治するため、早期発見が大変重要です。大腸がんも他のがんと同様、初期の段階では無症状であるため、早期発見のためには定期的な内視鏡検査が非常に有効です。
特に血縁者に大腸がんに罹った人がいる方や40歳を過ぎた方には、定期的な内視鏡検査をおすすめします。
この検査では、患者さんが寝台に横になるだけで、苦痛はありません。腹部(肝,胆,膵,腎,前立腺)・甲状腺/乳腺/頸動脈(動脈硬化)の診断に効果を発揮し、心臓病(狭心症,弁膜症,心不全)の治療の評価に必須な検査でもあります。
腹部(右側腹部痛,頻尿,血尿,肝機能障害) | 脂肪肝,胆嚢ポリープ,胆石症,前立腺肥大 |
---|---|
心臓(不整脈,息切れ,抗凝固剤・利尿剤内服) | 心臓弁膜症,左心房血栓,心機能(心不全)評価 |
頸動脈(高血圧,高コレステロール血症,糖尿病,脳梗塞) | 動脈硬化(プラーク)の評価 |
甲状腺(前頚部腫脹,甲状腺薬内服) | バセドウ病,橋本病,甲状腺腫 |
乳腺(胸のしこり) | 繊維腺腫,乳腺炎,乳がん |
この検査では、患者さんが寝台に横になるだけで、苦痛はありません。頭部(脳梗塞・脳腫瘍)・頸椎・腰椎など、脳神経系の診断に効果を発揮し、脳MRA(脳血管撮影:計45分)では、脳動脈瘤も鮮明に撮影できます。
慢性的に頭痛・めまいがある | 脳腫瘍、脳動脈瘤(45分) |
---|---|
高血圧や糖尿病がある | 無症候性脳梗塞(症状のない脳梗塞) |
記憶力低下や物忘れが多い | 脳梗塞性認知症 |
手・腕・足にしびれがある | 椎間板ヘルニア、変形性関節症 |